伊勢丹新宿本店でのPOP-UP STOREがいよいよ始まります。
・ 7月11日(水)〜 7月17日(火)
・ 伊勢丹新宿本店 5F プロモーションスペース
・ 営業時間 午前10時30分〜午後8時
期間中、お買い上げいただいたお客様にはささやかながらノベルティをご用意しております。
これから本格的な夏の到来で暑くなりますが、ぜひともお運びくださいませ。
心よりお待ちしております。
伊勢丹新宿本店でのPOP-UP STOREがいよいよ始まります。
・ 7月11日(水)〜 7月17日(火)
・ 伊勢丹新宿本店 5F プロモーションスペース
・ 営業時間 午前10時30分〜午後8時
期間中、お買い上げいただいたお客様にはささやかながらノベルティをご用意しております。
これから本格的な夏の到来で暑くなりますが、ぜひともお運びくださいませ。
心よりお待ちしております。
一部のブラウザではこのホームページにアクセスしてもうまく読み込まれなかったようでしたので、修正していただきました。
ご不便をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした。
それとあわせて、ABOUT欄EXHIBITION & POP-UP STOREの項目も2018年の上半期分までを更新いたしました。
2018年度下半期は9月広島から始まる予定です。
2017年から百貨店でのPOP-UP STOREとして出展させてもらってきて、多くのお客さまにお越しいただき、いろんなご要望なんかもお聞きすることができ得難い経験をさせていただいています。
ただ、せっかくの機会だということで出展するのはいいのですが、そちらにばかり注力してしまいがちで、新商品の開発がおろそかになってしまいがちです。
そういった反省を踏まえて、少しPOP-UP STOREの出展ペースを下げていかなければと考えております。
せっかくいろんな百貨店をまわるのであれば、毎回、何かしらお客様には目新しいものを発表したいですしね。
よろしくお願いいたします。
昨日は遠方の友人が革の厚みを調整できる革漉き機の購入を考えているということで、私が信頼しているミシン屋さんにお連れしてきました。
新品のNIPPY製のNP-202を触らせてもらいましたが、まぁほんとに感動しました。
思わず私も新品の革漉き機を購入しようかなと思ったくらい滑らかで気持ちのいい調整でした。
友人は新品を購入するということを決めたようですが、賢明な判断だと思います。
今の時代、何か買い物をしようと思ったらさまざまな販売チャンネルが用意されているのはご存知のことと思います。
その中でも多くの支持を得てきているのがインターネット経由の買い物ではないかと思います。
手軽に安く早く購入できることが人気の理由でしょう。
私もよく利用しますし、ありがたい時代だなぁと思います。
今回、友人はミシン屋さんから新品の購入を決めましたが、私の場合はというと、じつは中古の革漉き機をネットで探して購入したという経緯があります。
革漉き機はレザークラフトを始めて一番最初に購入した大きな機械でした。
レザークラフトについては、ほぼ独学でやってきました。
機械についても師匠と呼べる人はいないので手探り状態でした。
ずいぶん遠回りをしてきたと思います。
当時は腕がいいミシン屋さんももちろんわかりません。
資金も潤沢ではありませんでした。
最初の何十万もする大きな機械の買い物でしたから及び腰になるのも当然です。
ただ、仕事として長く続けて行く中で、道具の性能は製品の質を大きく左右することを身につまされて理解してきました。
目先の価格の安さということについつい目を奪われてしまって、もっと広い射程で見たときに、ほんとうに大事にしなければならないことは何か?を見失いがちです。
これを昔の賢い人たちは一言で、「安物買いの銭失い」と表現したわけなんですけどね。。
革漉き機はシンプルな機構のため丁寧に大事に使ってあげれば一生付き合っていけます。
なんらかの理由で手放された革漉き機が市場に出てくることもあります。
大事に使われた機械なら次のパートナーにもずっと元気で伴走してくれるでしょう。
その機械がいい状態なのかそうでないのか、ちゃんとした整備がされているのかそうでないのか。
残念ながら、見極めるのはそう簡単ではありません。
個人間での売買を否定するつもりではありませんが、そこはよほど慎重にならないと後々しんどいことになってしまう可能性があることを理解しておいてほしいです。
とは言っても、近くにいいミシン屋さんがないとか、そんな本格的にレザークラフトをするわけではないのである程度のレベルでかまわない、という方もたくさんいらっしゃるかと思います。
だからここからは、老婆心ながら書きますね。
私自身、革漉き機はネット経由で中古を購入したと書きました。
振り返ってみて、当時の私の気持ちはわかりますが、でも今では後悔もしています。
今もその革漉き機を使っていますが、長く使える機械に当たったのは単なるラッキーにすぎません。
使いこなせるようになるまでずいぶんと時間も要しました。
誤った理解で作業を進めていたり、機械の調子がでなくても自分で解決しようとしてしまったり。
だいたいこういう業界に入ろうという人は機械好きが多いように思います。
やっかいなことに、その「好き」が変な邪魔をして勝手な思い込みで調整をしてしまいがちです。
まずい調整が結果的に仕事の進行を遅らせてしまうことは、立派な高コスト体質です。
あれ、おかしいなと思った時はすぐに手を止めてプロフェッショナルに聞く。
これが重要です。
すぐに来てもらえない距離であっても、電話でこれこれこういう状況なんですがどうなってるんでしょうかと指示を仰ぐ。
そこがちゃんとしたミシン屋さんで購入した場合のメリットの一つです。
先日のことですが、ミシンや革漉き機についてのすぐれた書籍(『工業用ミシンと漉き機の基本操作とメンテナンス』)も販売されたりと、初級者をとりまく環境は以前に比べてはるかに整ってきました。
鞄や革小物といったレザークラフトは始める際の比較的敷居の低さも魅力の一つであると思います。
軽い気持ちでやり始めたら、意外と長く続けていけそうだとか、思いの外はまってしまって革漉き機も購入しようかなと思われた方へ。
長い目で見れば、いい作品を仕上げるには、信頼のおける腕のいいミシン屋さんでなんとか頑張って新品の機械を購入する、というのがシンプルにいちばんの近道なんじゃないかなと思います。
今回、友人を紹介したミシン屋さんとお話ししていてあらためて思った次第です。
2016年から全国の百貨店をPOP-UP STORE等の業態でまわらせてもらえるチャンスをいただきました。
百貨店事情に明るいわけではありませんが、なかでもいくつか気になるお店はあります。
その中のひとつが、阪急百貨店うめだ本店でした。
幸運なことに、その阪急百貨店うめだ本店でのPOP-UP EVENTに参加できることになりました。
会期は6月13日(水)から6月19日(火)まで。
阪急百貨店うめだ本店 10階「うめだスーク」中央街区
週替わりで個性的な作家が集まる場所としてもうずいぶんと定着しているようです。
たくさんの個性的な作品に埋もれてしまわないよう、どうか少しでも多くの方々の目に留まってほしいものです。
写真はなんとか仕上げた新作のサンプルなんですが、ハンドル用の金具がまだ届いていません。
明日搬入なんですが、はてさて間に合うのでしょうか。。
では、「うめだスーク」でお会いしましょう!
大丸札幌店での催事も無事終わり、大阪に帰ってまいりました。
お越しいただいたお客様、どうもありがとうございました!
(残念ながら大丸札幌店での売り上げは厳しいものでした…。)
ほっとして次の仕込みをやらねばと思っていたら、もう次のイベントです。
そう、5月30日から始まる天満屋岡山本店でのイベントです。
・5月30日(水)〜 6月5日(火) 天満屋岡山本店 1階夫人洋品イベントスペース
梅雨入り前のはっきりしない天気かもしれませんが、お近くの際はどうぞお運びくださいませ!
去年もちょうど今頃開催されました大丸札幌店での「日本のものあわせ」。
今年も参加させていただけることとなりました。
会期は5月16日(水)から5月21日(月)までです。
「ものあわせ」とは、平安時代の貴族の遊びのひとつで、貴族が互いに優れたものを持ち寄り優劣を競いあう遊びだったそうです。
今回は約30名の個性的な作家たちがユニークで愛すべき作品を持ち寄ります。
去年と比べて参加される作家の数もほぼ倍になり、賑やかな催事となりそうです。
お近くの際はぜひお運びください。
大丸京都店でのPOP-UP SHOPも無事に終わりました。
以前、京都に住んでいた時もあったにもかかわらず、ほとんど大丸京都店には行ったことがありませんでした。
そんな感じでしたので好きとか嫌いとかの印象を持たないまま、ほぼニュートラルな状態で臨めたように思います。
場所は4Fの「暦2」というプロモーションスペースで、正面には下りのエスカレーターがあるという絶好のロケーション。
が、そのエスカレーターが改修工事中のため、お客様の動線が変わってしまい通常より集客が大幅に低下したようです。
去年から催事に出展しはじめて、いろいろな百貨店を回りました。
当たり前ですが、毎回毎回いい成績を残せるわけでもありませんし、いいお客様ばかりでもありません。
正直また行きたいなぁと思う百貨店ばかりではありません。
そんな中、集客が少ないながらも大丸京都店ではなにか違う密度が感じられるお客様にたくさん出会えたように思います。
応援してくださるような買い方をしてくださるお客様がいたり、会期中に再度のぞいてくださったお客様がいたり、あとでメールをくださったお客様がいたり。
大丸の社員の方々にも細々とサポートしていただきほんとうに心強かったです。
大丸京都店が大好きになりました。
また行きたいな。
伊勢丹新宿店さんでのPOP UP STOREも無事に終わりました。
大阪から遠く離れたところで、そして1ヶ月に二つの催事はさすがにお疲れすぎになってしまいました。
でも思い出すとほんとうに嬉しい、心がほんわか温かくなるような、そんなお客様との出会いがたくさんありました。
やっぱり行って良かったですし、そう思えたのは幸せです。
(小さな悲しい失敗はたくさんやってしまいましたが、、。チャージしたばっかりのパスモをなくす、後半の民泊が大外れで1週間つらかったなどなど)
今は4月下旬から始まる次のイベントに向けての準備と三越本店さん、伊勢丹新宿店さんでいただいた注文分の製作の日々です。
次にまわるイベントでは、ラウンドファスナー長財布の欠品しているものを準備していきたいと思います。
あと、思いのほか良い反応をいただいたファスナーペンケースをまたカラフルな色で揃えて持って行きたいと思っています。
このような催事(あるいはPOP UP EVENT、POP UP STORE)へはご縁がありまして、去年から本格的に参加してまいりました。
自分ではこういう方向性でいこうとか全く考えていなかった進み方ですので、やってる本人がいちばんびっくりしているというのが正直なところです。
どちらかというと、というか、どちらかと言わないまでも接客とかが苦手な部類の人間です(ご存知の方はご存知かと思いますが、基本的に人見知りです)。
そういう人間がいろんな場所をまわってモノを紹介し、売っているんですから不思議なものです。
もちろんスマートな接客ではないですし、商品説明も噛み噛みなので自分でも笑えます。
でも、私の接客が役立たずであっても、商品自身が何かしら語りかけてくれ、特定のお客様にはその声が届くんじゃないかな、そう思っています。
もしお近くにいらっしゃる際はぜひともお運びください。
噛み噛みの接客でお待ちしております。
・4月25日(水)〜5月1日(火) 大丸京都店
・5月16日(水)〜5月21日(月) 大丸札幌店
・5月30日(水)〜6月5日(火) 天満屋岡山店
・6月13日(水)〜6月19日(火) 阪急うめだ本店
よろしくお願いいたします。
3月7日から開催しておりましたPOP UPイベント「日本のものあわせ(前半)」in 日本橋三越本店が13日に無事に終わりました。
たくさんのお客様にお越しいただきましてあらためて感謝いたします。
本当にありがとうございました。
日本橋の三越本店は由緒ある百貨店というのは聞いていたのですが、実際に店内に入ってみて感じたその雰囲気のまぁ荘厳なこと。
もし幼少の頃なら、なんとなくすごいなぁという雰囲気はつかめるかもしれないものの、大人になって年をとって、目の当たりにした時に受ける衝撃度はおそらく格段に違うのではないでしょうか。
さまざまなものを受け止める鑑賞眼が成熟し、味わい楽しむもののレンジが広がり、歴史というものの重みが理解できるようなそんな年代にとっては特別な空間に映ると思います。
そんな素晴らしい売り場にまた来年も立ちたいなぁとつよく思いました。
そして、ゆっくりする暇も無く1週間後の3月21日から27日まで、今度は伊勢丹新宿店にてPOP UP STOREを展開してきます。
日本橋三越本店の素晴らしさを十分に噛みしめることができるくらいに年をとりましたが、でも去年体験した最先端の売り場のハイセンスさも思い出されます。
その売り場に今年も立てるチャンスをいただきました。
去年が良かったからといって、今回もいい成績がだせる保証なんてもちろんありませんが、最先端の「ファッションミュージアム」を標榜する百貨店に集うお客様に商品をご覧になってもらい、どのようなレスポンスをいただけるのか。
緊張しますが、楽しみでもあり頑張ってきます。
もしお近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
今回のPOP UPが終われば少しほっとできるようなできないような感じで、4月は大丸京都店、5月は北海道と岡山でのイベント、そしていよいよ6月は大阪のあの百貨店へと続いてゆく予定です。
2018年上半期、しっかりと歩んでいきたいと思います。
だいぶ前のことになりますが、テレビでイタリアのフィレンツェで鞄作りの修業をしている日本人を追ったドキュメント番組を見たことがあります(情熱大陸だったと記憶していましたが、調べてみたらどうやら違うようでした)。
その日本人とは大平智生さんという方です。
チェレリーニで修業をされてて「Cisei」というブランドを立ち上げた時のタイミングだったようです。
どういうきっかけでその番組を知ったのかは忘れてしまいましたが、その放送で何よりも楽しみにしていたのは、彼の生き様や作る鞄というよりはむしろどんな工具を使っているのか、どんなミシンで縫っているのか、あるいは工房の風景とかそんなことばかりが気になってしようがありませんでした。
その一コマで大平さんが実際に使用していたのがこの、VERGEZ-BLANCHARD社のL’INDISPENSABLEというナイフでした。
もちろん当時はどこのメーカーのどういった商品とか全然わかりません。
刃をおさめる鞘の材質が真鍮で、うわ、めっちゃかっこいいなぁ!と思ったのを覚えています。
日本の道工具はそれはそれでかっこいいのですが、ヨーロッパの工具はまたなんとも言えない色気というのか、なにか「見せる」ことを意識しているかのような風貌を備えているように感じます。
放送当時ももちろんインターネットはありましたが、今のようにひじょうにニッチな商品までも十分に網羅し流通している、そんな状況ではありませんでした。
職人仲間と、ああいうかっこいい工具とかいつかヨーロッパから引きたいよねーと言い合っていたものです。
そのことは頭の片隅に残っていましたが、日本の道具ももちろん優秀ですので仕事ができないわけではありません。
ですから必死になって探すということにもならなかったのだと思います。
ところがこれだけSNSなんかが発達してきますと誰かがどこかでそういった写真や情報をアップしてくれます。
インスタグラムでフォローしていたJill Craftさんによる、このナイフの鞘にカッターの替え刃のように装着して切るためのエクステンションブレードを京都の刃物屋さんと企画して販売しているという投稿に出会いました。
次回入荷するぶんに余裕があるからご希望の方はどうぞということでした。
繰り返しますが、別にこのナイフが無くても仕事はできるんですよ。
必要無いってわかっているんです。
わかっているんですが、出会ってしまったものは仕方がないのです。
迷うことなくすぐに連絡をしてしまいました。
ブレードを収める鞘も販売しているお店も知らなかったので、そちらも教えていただき無事購入ということになりました。
何年か越しの片思いが成就したような気分です。