さよなら日本橋三越本店、そしてまた伊勢丹新宿店こんにちは

3月7日から開催しておりましたPOP UPイベント「日本のものあわせ(前半)」in 日本橋三越本店が13日に無事に終わりました。

たくさんのお客様にお越しいただきましてあらためて感謝いたします。

本当にありがとうございました。

 

日本橋の三越本店は由緒ある百貨店というのは聞いていたのですが、実際に店内に入ってみて感じたその雰囲気のまぁ荘厳なこと。

もし幼少の頃なら、なんとなくすごいなぁという雰囲気はつかめるかもしれないものの、大人になって年をとって、目の当たりにした時に受ける衝撃度はおそらく格段に違うのではないでしょうか。

さまざまなものを受け止める鑑賞眼が成熟し、味わい楽しむもののレンジが広がり、歴史というものの重みが理解できるようなそんな年代にとっては特別な空間に映ると思います。

そんな素晴らしい売り場にまた来年も立ちたいなぁとつよく思いました。

 

そして、ゆっくりする暇も無く1週間後の3月21日から27日まで、今度は伊勢丹新宿店にてPOP UP STOREを展開してきます。

日本橋三越本店の素晴らしさを十分に噛みしめることができるくらいに年をとりましたが、でも去年体験した最先端の売り場のハイセンスさも思い出されます。

その売り場に今年も立てるチャンスをいただきました。

去年が良かったからといって、今回もいい成績がだせる保証なんてもちろんありませんが、最先端の「ファッションミュージアム」を標榜する百貨店に集うお客様に商品をご覧になってもらい、どのようなレスポンスをいただけるのか。

緊張しますが、楽しみでもあり頑張ってきます。

もしお近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

今回のPOP UPが終われば少しほっとできるようなできないような感じで、4月は大丸京都店、5月は北海道と岡山でのイベント、そしていよいよ6月は大阪のあの百貨店へと続いてゆく予定です。

2018年上半期、しっかりと歩んでいきたいと思います。

 

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VERGEZ-BLANCHARD社のL’INDISPENSABLE

だいぶ前のことになりますが、テレビでイタリアのフィレンツェで鞄作りの修業をしている日本人を追ったドキュメント番組を見たことがあります(情熱大陸だったと記憶していましたが、調べてみたらどうやら違うようでした)。

その日本人とは大平智生さんという方です。

チェレリーニで修業をされてて「Cisei」というブランドを立ち上げた時のタイミングだったようです。

どういうきっかけでその番組を知ったのかは忘れてしまいましたが、その放送で何よりも楽しみにしていたのは、彼の生き様や作る鞄というよりはむしろどんな工具を使っているのか、どんなミシンで縫っているのか、あるいは工房の風景とかそんなことばかりが気になってしようがありませんでした。

その一コマで大平さんが実際に使用していたのがこの、VERGEZ-BLANCHARD社のL’INDISPENSABLEというナイフでした。

もちろん当時はどこのメーカーのどういった商品とか全然わかりません。

刃をおさめる鞘の材質が真鍮で、うわ、めっちゃかっこいいなぁ!と思ったのを覚えています。

日本の道工具はそれはそれでかっこいいのですが、ヨーロッパの工具はまたなんとも言えない色気というのか、なにか「見せる」ことを意識しているかのような風貌を備えているように感じます。

放送当時ももちろんインターネットはありましたが、今のようにひじょうにニッチな商品までも十分に網羅し流通している、そんな状況ではありませんでした。

職人仲間と、ああいうかっこいい工具とかいつかヨーロッパから引きたいよねーと言い合っていたものです。

そのことは頭の片隅に残っていましたが、日本の道具ももちろん優秀ですので仕事ができないわけではありません。

ですから必死になって探すということにもならなかったのだと思います。

ところがこれだけSNSなんかが発達してきますと誰かがどこかでそういった写真や情報をアップしてくれます。

インスタグラムでフォローしていたJill Craftさんによる、このナイフの鞘にカッターの替え刃のように装着して切るためのエクステンションブレードを京都の刃物屋さんと企画して販売しているという投稿に出会いました。

次回入荷するぶんに余裕があるからご希望の方はどうぞということでした。

繰り返しますが、別にこのナイフが無くても仕事はできるんですよ。

必要無いってわかっているんです。

わかっているんですが、出会ってしまったものは仕方がないのです。

迷うことなくすぐに連絡をしてしまいました。

ブレードを収める鞘も販売しているお店も知らなかったので、そちらも教えていただき無事購入ということになりました。

何年か越しの片思いが成就したような気分です。

 

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今年も宜しくお願い申し上げます

明けましておめでとうございます。

多くの方がもうすでに始動されているかと思います。

あるいは連休があるため、本格始動は9日からという方も意外と多いのかもしれません。

催事で知り合った仲間の作家の方達はさっそく年明けから活発に動かれています。

TAMURAは催事については少しゆっくりめで、3月7日から13日の日本橋三越本店で展開させていただくのが今年初の催事となりそうです。

今年上半期もあといくつか催事の予定が入っており、また確定した時点で順次お伝えしていきたいと考えています。

 

そして、新しい試みとしては「Creema」に出店してみようかなと考えています。

もちろんメリット・デメリットはあるんでしょう。

ただ、今年も今まで以上に考えていかなければならないオリジナル商品の露出という課題があります。

このことを考える場合、Creemaは今やかなりの認知度を獲得している人気サイトのひとつであり、利用することは有効であると考えられます。

もしかしたら、もうすでにピークを過ぎてしまって成熟しきったマーケットになっているのかもしれません。

とはいえ、Creemaサイトに弊社の商品を目当てに訪問したわけではないお客様に見ていただける機会は増えるわけです。

モノが売れなくなりつつある時代ですから、いろんなチャンネルを用意し、いろんな角度からプレゼンテーションをしていかなければなりません。

 

このような仕組みのことをいろいろと考えるのは楽しいことなんですが、静かに作ることに埋没できる日々が今年は訪れるのでしょうか。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

田村光啓

 

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ありがとうございました

今年もたいへんお世話になりました。

今年をふりかえってみて、いちばん印象的だったことはやはりこれにつきます。

おそらくものすごく恵まれていることだと思うのですが、たくさんの百貨店で催事に立たせていただいたことです。

催事については手探りで始まりましたので、多くの失敗もしてしまい落ち込むこともたくさんでした。

そうした中で嬉しかったこと、反省したこと、勉強になったことといったさまざまなことを得ることができました。

来年からも引き続き、チャンスがあればできる限り催事には立たせていただきたいと思います。

おそらく初めて催事に出た時の緊張や感動やそういった感情は慣れていくことによって、悲しいかなちょっとずつ薄れていってしまうものなのかもしれません。

でもなるべく意識的にいつまでもその初心の心持ちを大事にして臨んでいければと考えています。

そして目標として、早い段階で催事といった場でなく、実店舗という業態でお客様に実際に商品をご覧いただける場を用意できたらなと思います。

製造業の未来はそんなに明るくはないのでしょうが、作りたい!という気持ちはいまだ盛り上がっておりますので、来年も皆さまにとってだけではなく、自分にとっても楽しいものづくりの年でありたいとそう思って今年を締めくくりたいと思います。

良いお年をお迎えください。

 

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あべのハルカス近鉄本店でのPOP UPイベント

先日も触れましたが、あべのハルカス近鉄本店様での期間限定ショップに出店させていただくことになりました。

告知もしていただきましたよ。

日本のものあわせ 期間限定ショップ

11/22(水) – !2/5(火)まで、2Fイベントスペースにて。

今回は2週間の長丁場です。

たいへんかもしれませんが、それだけたくさんのお客様とお会いする時間も増えますので楽しみにしております。

どうぞおはこびください!

 

Mr.ピスタチオ とラウンドファスナー長財布

以前から流通はしていた色なのですが、商品に仕立てるともしかしたらうるさすぎるかなぁと思ってストップしていました。

でもこの色が好きというお客様からのお声も催事などでたくさんいただくようになりました。

また、作り手としてこの色で商品を仕立てるとじっさいのところはどのような感じになるんだろうという誘惑もありました。

11月22日からはあべのハルカス近鉄本店でのPOP UPイベントにも参加させていただきますので、何か目新しいものも用意したいところです。

そういうわけでピスタチオ 氏にご登場願いました。

 

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ほんとにキレイな色です。ライムグリーンというか。

そういえばピスタチオもこんな色かなぁと、ピスタチオ色と呼ぶことにしました。

 

長財布が男女関係なく定着してからしばらくたちますが、中でもこのラウンドファスナータイプの長財布がいちばんの人気といってもいいでしょう。

数もかなりたくさんの商品が売り出されていますので、価格も安いものがたくさん出回っているようです。

商品価格を廉価にするためには当たり前ですが、いろいろな工夫(というか妥協)が必要です。

妥協が苦手なそんな私 . . . 、とは言いましても何らかの工夫を凝らさないといけません。

作り手としていちばん工夫ができるのはやはり作業内容や作業工程。

通常、同じ作業をスムーズに進めようとすれば、ゲージや型なんかをそれぞれの職人は工夫することになります。

 

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こういったもので、いつも同じ箇所に目印をつけたり、貼り込んだりするのです。

 

では、ラウンドファスナー長財布を作る上で肝は何ぞやといいますと、革にファスナーをきれいに巻いていくことなんです。

これにつきます。

今回のラウンドファスナー長財布を定番商品としてスタートするにあたって木型を作っていただいたのですが、それまでは自作でやっていました。

 

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なんだか涙ぐましい努力の跡が見られます。

型の製作は精度が必要ですので、ひとつ作るのにもかなりの神経となかなかの時間と労力を必要とします。

この型でこれからも製品を作れないことはないのですが、素材が紙であったりコルクやEVAであったりしますので、消耗がはげしいのです。

使用していると、ファスナーのムシやスライダー(ムシやスライダーについてはこちらをどうぞ→ファスナーの美学)が型に当たって、だんだんと削れていったり、磨耗したりしてしまいます。

革小物の場合、ミリ単位の狂いは致命的な結果を招いてしまいます。

 

そんな状況に木工の職人の方で、ファスナー貼り付け用の木型を作ってくださるという方が現れたのです!

お世話になっている先輩の職人さんのご紹介だったのですが、もう革業界ではかなり有名になられているようです。

虹紙製作所さん

弊社のラウンドファスナー長財布がきれいにファスナーを巻けているとすれば、それはほぼ虹紙製作所さんのおかげと言っても過言ではありません。

安定して、かつ早くこのラウンドファスナータイプの長財布を作ることができるようになったのはこの木型の存在が大きいのです。

 

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木製ですので、紙やコルク製とは違ってはるかに耐久性が増します。

先輩の職人さんなんかは瞬間接着剤なんかを塗って表層をガチガチに仕上げるそうです。

同業者の方で木型で困っていて、虹紙製作所さんをご存知ないという方がいらっしゃっいましたら、ぜひ一度ご相談をお勧めいたします。

そんなこんなで苦労してファスナーを巻いていたのが、この木型によって飛躍的に作業がはかどりますので、これからたくさんいろんな方にご購入いただければと願っております。てへ。

 

そして、あべのハルカス近鉄本店でのPOP UPイベントの次は大丸梅田店でのPOP UPイベントも控えております。

ラウンドファスナー長財布だけでなく、他の商品でもピスタチオ氏に登場してもらいたいと考えています。

お楽しみに。

 

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Pencase試作

福岡・博多での催事も無事に終わり、大阪に帰ってからは大丸心斎橋店でいただいたオーダーや別件のオーダーをこなしつつ、懸案であったペンケースにようやくとりかかることができました。

タイプとして考えていたのはファスナーで開閉し、けっこうな量のペンなどの文房具を収納できるもの。

発表はロールペンケースの方が先になってしまいましたが、それよりずっと前から頭の中にあったものでした。

ただ、実際に手を動かしていく上で、最初に思い描いていた形はできあがってみるとまったく違う形になっていたというのはよくあることですが、今回もまさしくそんな感じでした。

一番最初に考えていたのは、縫製は外縫いでコバを切り目仕上げにしたもの。

さんかくのおにぎりのシェイプを強調したようなものを想像してもらうといいかもしれません。

でもなんとなく思いつきで内縫いにしてみて玉縁を入れてみようと。

出来上がったファーストサンプルがこちらです。

 

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コバを切り目でシャープに仕上げるよりも、ころんとしたフォルムで愛嬌があっていいかなと思っています。

ここからファスナー窓の位置を少し修正し、玉縁の太さも調整すれば最終形です。

お披露目の場としては、年内最後のイベントとして、11月22日から12月5日までの2週間にわたってあべのハルカス近鉄本店にて開催されるポップアップイベントに参加いたします。

そちらでお見せできるようにするつもりです。

そして、まだ先ですが来年の3月にも文房具関連の企画の話が持ち上がっています。

こちらもこれからいろいろと企画を煮詰めていくのですが、どうやら楽しいにおいがぷんぷん。

どうなりますことやら。

「日本のものあわせ」in 大丸福岡天神店

今回は福岡にやってまいりました。
いよいよ今日から始まる大丸福岡天神店での日本のものあわせ。
九州に来ること自体初めてですので楽しみにしていました。

昨晩、什器を設営していただき、商品の搬入でした。
今回は什器の組み立てが複雑だったみたいで、搬入の開始が遅くなり、23時半近くまで頑張ったのですが残りは今日の開店前に仕上げることとなりました。

展示スペースはすごくいいところに展開されています。
たくさんの九州のお客様に見ていただけたらと思います。

ご一緒する出展者の方々のいずれも個性的で、というか個性しかない、どっと魅力あふれる商品を携えて集まってきてくださっています。

みなさまのお越しを出展者一同心よりお待ちしております。

・「日本のものあわせ」

・2017年8月30日(水)ー 9月5日(火)

・大丸福岡天神店 本館1F アンテナプラス

・OPEN 10:00 〜 CLOSE 20:00

 

 

上方の粋「ええやん」@大丸心斎橋店 〜8月22日まで

8月16日より参加しております大丸心斎橋店での上方粋「ええやん」。

会期の半分を折り返しました。

大阪市営地下鉄心斎橋駅に直結している出入り口付近の絶好の場所に展示会場アンテナUが位置しており、連日たくさんのお客様にお越しいただいています。

会期も残すところ今日を含めてあと3日。

もっともっとたくさんのお客様にご覧になっていただきたいと思います。

お待ちしております!

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密かな広告

とあるパンフレットに広告を載せて欲しいと依頼がありました。

もう配布されましたが、発行部数は少なくて、まず目にすることはありません。

広告の制作はいつもお世話になっているデザイン事務所にお願いしました。

すごくかっこよく制作してくださいました。

せっかくですので、ぜひご覧になっていただければと思います。

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Design : sato design Photo : KOYA WORKS