Mr.ピスタチオ とラウンドファスナー長財布

以前から流通はしていた色なのですが、商品に仕立てるともしかしたらうるさすぎるかなぁと思ってストップしていました。

でもこの色が好きというお客様からのお声も催事などでたくさんいただくようになりました。

また、作り手としてこの色で商品を仕立てるとじっさいのところはどのような感じになるんだろうという誘惑もありました。

11月22日からはあべのハルカス近鉄本店でのPOP UPイベントにも参加させていただきますので、何か目新しいものも用意したいところです。

そういうわけでピスタチオ 氏にご登場願いました。

 

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ほんとにキレイな色です。ライムグリーンというか。

そういえばピスタチオもこんな色かなぁと、ピスタチオ色と呼ぶことにしました。

 

長財布が男女関係なく定着してからしばらくたちますが、中でもこのラウンドファスナータイプの長財布がいちばんの人気といってもいいでしょう。

数もかなりたくさんの商品が売り出されていますので、価格も安いものがたくさん出回っているようです。

商品価格を廉価にするためには当たり前ですが、いろいろな工夫(というか妥協)が必要です。

妥協が苦手なそんな私 . . . 、とは言いましても何らかの工夫を凝らさないといけません。

作り手としていちばん工夫ができるのはやはり作業内容や作業工程。

通常、同じ作業をスムーズに進めようとすれば、ゲージや型なんかをそれぞれの職人は工夫することになります。

 

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こういったもので、いつも同じ箇所に目印をつけたり、貼り込んだりするのです。

 

では、ラウンドファスナー長財布を作る上で肝は何ぞやといいますと、革にファスナーをきれいに巻いていくことなんです。

これにつきます。

今回のラウンドファスナー長財布を定番商品としてスタートするにあたって木型を作っていただいたのですが、それまでは自作でやっていました。

 

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なんだか涙ぐましい努力の跡が見られます。

型の製作は精度が必要ですので、ひとつ作るのにもかなりの神経となかなかの時間と労力を必要とします。

この型でこれからも製品を作れないことはないのですが、素材が紙であったりコルクやEVAであったりしますので、消耗がはげしいのです。

使用していると、ファスナーのムシやスライダー(ムシやスライダーについてはこちらをどうぞ→ファスナーの美学)が型に当たって、だんだんと削れていったり、磨耗したりしてしまいます。

革小物の場合、ミリ単位の狂いは致命的な結果を招いてしまいます。

 

そんな状況に木工の職人の方で、ファスナー貼り付け用の木型を作ってくださるという方が現れたのです!

お世話になっている先輩の職人さんのご紹介だったのですが、もう革業界ではかなり有名になられているようです。

虹紙製作所さん

弊社のラウンドファスナー長財布がきれいにファスナーを巻けているとすれば、それはほぼ虹紙製作所さんのおかげと言っても過言ではありません。

安定して、かつ早くこのラウンドファスナータイプの長財布を作ることができるようになったのはこの木型の存在が大きいのです。

 

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木製ですので、紙やコルク製とは違ってはるかに耐久性が増します。

先輩の職人さんなんかは瞬間接着剤なんかを塗って表層をガチガチに仕上げるそうです。

同業者の方で木型で困っていて、虹紙製作所さんをご存知ないという方がいらっしゃっいましたら、ぜひ一度ご相談をお勧めいたします。

そんなこんなで苦労してファスナーを巻いていたのが、この木型によって飛躍的に作業がはかどりますので、これからたくさんいろんな方にご購入いただければと願っております。てへ。

 

そして、あべのハルカス近鉄本店でのPOP UPイベントの次は大丸梅田店でのPOP UPイベントも控えております。

ラウンドファスナー長財布だけでなく、他の商品でもピスタチオ氏に登場してもらいたいと考えています。

お楽しみに。

 

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