伊勢丹新宿店での催事でご一緒した方々をご紹介したいと思います。
ジャンルは違えど、その技に、そのセンスに嫉妬し、あるいは翻って、なんて自分は未熟なんだ…、と思ってしまうような人たちでした。
当分はもういいやと思うぐらい刺激をいただきました。
最初は大阪のつばめ堂さん。
オートマタ作家の方です。オートマタとは西洋からくりのことで、日本でいうところのからくり人形にあたります。
からくり人形っていうと、夏休みに遊びに行った田舎のおばあちゃんの古い日本家屋の廊下を真夜中にからくり人形が歩き出す、ってそれだけでジャパニーズ・ホラー映画になってしまうようなのを想像しがちです。
残念ながら(!?)つばめ堂さんはそういうテイストではありません。
かわいくてポップ、そしてキッチュさを散りばめた作品となっています。
そしてなんと、オートマタは独学で学んだそうです。
HPのデザインとか催事での展示の仕方がひじょうにセンスが良くってこの人いったい何者なんだ、、と思っていたら元デザイナーの方だったのでした。納得。
伊勢丹新宿店でも9割がた女性の方がご購入で、「きゃーかわいい〜!」という嬌声を聞きながらわたしはお隣で悶々と過ごすことになりました。
8月9日〜15日に大丸心斎橋店での催事に参加されるそうなので、女性にプレゼントをお考えの方はぜひ行かれることをおすすめいたします。
恋が成就するかもしれません。
つづいては、京都の8175inc.さん。
伊勢丹新宿店ではカラフルな御朱印帳を出品されていました。
勝手なイメージかもしれませんが御朱印帳というと、ごりごりの和テイストのものが多いように見受けられます。
実際、外国の方にはそのような、いかにもデザインの御朱印帳が「ザ・日本」ということで好まれるそうです。
そういうのもいいんですが、わたしはこちらをオススメしたいと思います。
御朱印帳は一冊で終わるものではなく続けて増えていくでしょうし、これだけカラフルでかわいいものが揃っていると集める楽しみもでてきます。
御朱印帳と共生地でがま口や袱紗もありました。
伊勢丹では特別に漫画家の安野モヨコさんとコラボした御朱印帳も!
まとめ買いをされているお客様もたくさんいらっしゃいました。
用途も御朱印帳としてだけではなく、フォトアルバムであったり、メニュー帳などとしての可能性を秘めた楽しい御朱印帳です。
最後は長野のWerkstatt てとひさん。
みなさんはガラスペンってご存知でしたか?
わたしは恥ずかしながらWerkstatt てとひさんの作品を拝見するまでその存在を知りませんでした。
ガラスペンというのはペン先から軸に至るまでガラス製の万年筆ともいえるペンです。
まず実用性云々というよりもその佇まいの美しさにびっくりです。
そして実際に書いてみて二度びっくり。
ペン先がガラスなのにも関わらず、書き心地がしっくりとやわらかい。
軸の部分は作家のセンスによるんですが、てとひの藤田さんのガラスペンは文句なしです。
近いうちに彼女は大いにブレークすると思われます。
品薄にならないうちにおさえておくなら今のうちかもしれません。
さて、TAMURAはというと8月に入れば大丸心斎橋店で催事です。
伊勢丹新宿店で発表したミニショルダーの長財布が入るサイズのものを発表予定です。
お楽しみに〜。